企業の製品生産を推進させるEMS受託製造専門サイト「LeadEMS」

EMSの部品調達とは?

電子機器の製造を外部委託する際、膨大な部品手配の負担に悩んでいませんか。EMS企業へ一貫して任せる「フルターンキー」と、自社で用意する「部品支給」の選択は、業務効率を大きく左右します。それぞれの方式の違いや一貫対応の利点を整理し、状況に適した発注方法を選ぶための判断基準を探ります。

EMSの部品調達方式:一貫対応と自社支給の違い

部品の手配から製造まで、外部へどこまで任せるべきか迷う方は多いはずです。EMSの調達方式には、大きく分けて「フルターンキー(一貫対応)」と「部品支給」の2つが存在します。自社の経営リソースや製品の特性に合わせた方法を選ぶことがプロジェクト成功の鍵を握ります。

フルターンキー(一貫対応)の特徴

フルターンキーとは、部品の手配から製造、最終的な検査までを丸ごとEMSに任せるワンストップサービスです。部品の選定から在庫管理に至る煩雑な業務をすべて外部へ委ねられます。社内の人員を製品企画などに集中させたい企業にとって、非常に有効な選択肢と言えるでしょう。

部品支給(自社調達)の特徴

自社で必要な材料を調達して持ち込み、組立加工などの作業工程のみをEMSに依頼するサービスです。部品手配の責任は自社に残るため管理工数はかかりますが、指定の特殊部品を使いたい場合や、すでに自社で有利な調達ルートを確保しているケースに適しています。

EMSに部品調達を一貫して依頼するメリット

調達業務にかかるコストや管理の負担を軽減したいと感じていませんか。部品手配をEMS企業に一括で委託すると、企業経営において強力なアドバンテージを得られます。

サプライチェーン管理・在庫リスクの軽減

電子機器の製造には、数千点に及ぶ部品が使われることも珍しくありません。膨大な数の部品メーカーとの折衝や在庫管理をEMSに委ねることで、自社の業務負担や管理コストを劇的に削減できます。さらに、在庫保管のための設備維持にかかる固定費を減らせる点も大きな魅力です。

調達コストの削減と安定供給

EMS企業は複数のクライアントから依頼を受けており、巨大な発注規模を活かした高い価格交渉力を持っています。一括手配による調達コストの削減はもちろん、予期せぬ部品不足の際にも優先的な供給枠を確保しやすい環境が整います。調達コストの削減安定供給を同時に目指せるわけです。

部品支給からEMS一括調達へ移行する際の注意点

自社調達からEMSへの一括依頼(フルターンキー)に切り替える際、トラブルを防ぐための確認事項があります。まずは委託先企業に、自社製品と同じカテゴリの製造が可能かを必ずチェックしてください。加えて、見積もり金額や追加費用の有無が明確か、部品の納期管理体制がしっかりしているかを確認することが重要です。

EMSに部品調達を一貫して任せることで、自社のリソースをコア業務へ集中させ、市場対応力の向上が期待できます。自社の現状や課題に合わせ、フルターンキーか支給方式かを慎重に検討してみてください。

【課題別】
EMS受託製造会社
おすすめ3選

EMS受託製造会社を「計測・医療・航空宇宙」「家電・住宅設備」「自動車」などの業界別に徹底調査。各業界で強みを発揮し、自社製品の成長を加速させるパートナーを3社を厳選しました。

厳格な品質基準に対応できる
製造体制がほしい
沖電気工業
沖電気工業公式HP
画像引用元:沖電気工業公式HP
(https://www.oki.com/jp/Advanced-ems/index.html)
おすすめの理由

JAXA認定やISO13485の製造網で、自社ノウハウ不要で航空宇宙・医療など厳格な品質基準の市場へ安全に参入できます。

独自の全端子X線検査で高多層基板の見えない内部欠陥を精緻に検出。不良品出荷を防ぎ、重大事故やリコールリスクを大幅に低減。

高真空や放射線耐性など高度な環境試験設備を完備。過酷な環境での長期安定稼働を実証し、製品トラブルや交換の手間を大幅低減。

部品不足やEOLに強い
調達体制がほしい
加賀電子
加賀電子
画像引用元:加賀電子公式HP
(https://www.taxan.co.jp/jp/business/ems.html)
おすすめの理由

独立系商社の世界規模のネットワークで部材を計画調達し、市況変動に左右されない安定した生産・供給体制の構築に貢献。

部品不足時にもグローバルな情報網で代替品を迅速に提案し、部品欠品によるライン停止と販売機会の損失を抑制。

単なる手配にとどまらず、商社特有の柔軟な組み合わせ力で「ないものは創る」提案を行い、調達の課題を解決

海外生産・多拠点供給
対応してほしい
シークス(SIIX)
シークス(SIIX)公式HP
画像引用元:シークス(SIIX)公式HP
(https://www.siix.co.jp/network/)
おすすめの理由

14カ国約50拠点(※1)の工場網を利用し、設備投資リスクを負うことなく需要地に近い現地生産や海外への生産移管を実現。

複数拠点の供給網により、有事には他工場へ速やかに生産を移管でき、顧客へ強固で安定した製品供給(BCP対応)を実現。

全製造拠点で技術や品質のグローバルマネジメントを徹底し、どの国で作ってもばらつきのない均質な品質管理をアピール可能。

※1 参照元:シークス(SIIX)公式HP(https://www.siix.co.jp/corporate/glance/)2026年3月11日時点調査
EMS受託製造会社

EMS受託製造会社
課題別3選