沖電気工業は、市場の多様なニーズに応えるべく、“変種変量”生産を掲げた基板実装サービスを展開する企業です。小ロット・多品種から大ロットまで、生産規模の変動にもフレキシブルに応じる体制を整えています。本記事では、同社のサービスの対応範囲と仕様、独自の強みについてまとめました。
半導体検査装置や通信インフラ機器をはじめ、航空宇宙・電装向けなど過酷な環境に耐える製品への実装実績(※)を持ちます。医療機器や計測機器といった故障が許されない分野への対応実績もあり、幅広い用途で高い信頼を集めている企業です。
その技術力を裏付けるのが、独自開発の実装・検査技術です。大型重量基板の実装では、加熱性能の見直しと重量搬送への対応を徹底することで温度ばらつきを排除。さらに、静圧はんだ付け方式と呼ぶ独自工法によって、はんだ充填率100%・基板ダメージレスの高品質な一括はんだ付けを実現しました(※)。
品質保証においても、目視やAOIでは確認できない下面電極部品に対し、独自アルゴリズムによる高速・高精度の自動X線検査技術を保有。全数・全ピン検査による品質保証を展開しています(※)。
同社では、「試作のみ」に特化した基板実装の受託サービスも展開。AW設計からPCB製造まで一貫して受託するため短納期対応が可能で、NCデータやメタルマスクなどの実装準備が完了次第、最短24時間以内での出荷にも対応しています(※1)。
また、試作後に量産化を検討する場合も、試作時に使用したメタルマスクやNCデータをそのまま流用できるため、初期投資を無駄にすることなくスムーズな量産移行が可能です(※1)。
さらに、同社が得意とする変種変量生産の体制により、少量多品種から大ロットまで柔軟な対応が可能(※2)。試作段階から量産化まで、一貫して任せられる体制が整っています。
沖電気工業の基板実装サービスは、高い技術力と品質保証体制を持ち、難易度の高い実装にも対応可能です。特に、航空宇宙・電装・医療機器など信頼性が厳しく問われる分野の基板実装を検討している企業にとって、有力な相談先となるでしょう。また、試作時のメタルマスクやNCデータをそのまま量産に流用できるため、試作から量産移行までを一社にまとめて任せたい場合にも適しています。
このメディアでは、他にも「急ぎで試作したい」「部品が揃わない」「実装が難しくて断られた」といった基板実装でよくある悩み別に、相談しやすい会社を紹介しています。
自社にあった基板実装メーカー・業者を探している担当者の方は、ぜひご参考ください。
公式HPに情報が見つかりませんでした。
| 設立年 | 1949年11月 |
|---|---|
| 資本金 | 44,000百万円 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門1-7-12 |
| 生産拠点 | OKIシンフォテック、OKIネクステック、OKIジェイアイピー※いずれもパートナー企業 |
| 公式HPのURL | https://www.oki.com/jp/ |
基板実装の依頼先選びは、自社の課題に合う体制や技術を持っているかどうかが最大のポイント。ここでは試作スピード、部品調達力、実装難易度への対応で、それぞれ強みを持つ3社を紹介します。
仕様が固まっていなくても、Web上の標準化されたメニューを選択するだけで実装条件が確定。1枚から依頼でき、最短即日で基板試作・製造まで実行(※1)。高密度設計の代行にも対応可能。
独自の異種面付工法を採用しており、フィルムやシルク版の保管を行わないため、イニシャル費用の無料化を実現。超特急でも「1枚だけ作ると割高になる」という構想試作のネックを解消できる。
日・中・マレーシアでの最適地購買と代替提案により、調達困難な多品種生産やEOL案件に対応。生産予定に応じた1か月分の部品ストックも可能なため、安定供給と在庫負担の軽減を両立できる。
メキシコ、ベトナム、中国、マレーシアに生産拠点を持ち、調達・組立・納品も対応。北米・アジア圏で輸送コスト削減とリードタイム短縮を両立したサプライチェーン構築も目指せる。
自動実装ラインでは対応できない、0.3mmピッチの極小WLCSPや高難度BGAなどといった「高密度実装」に特化。「設計はあるが試作・実装を断られた」といった先端開発も対応できる。
高密度基板でも、年間約3,000件の実績があるリワーク技術(※2)により、周辺部品に熱ダメージを与えないピンポイントな「後付け実装」が可能。高価な試作基板の全損リスクを低減できる。